(1)原発いらない福島の女たちHP http://onna100nin.seesaa.net/
(2)原発いらない全国の女たちアクションHP http://d.hatena.ne.jp/onna_suwarikomi/
(3)原発いらない福島の女たち 『原発即時廃止・子どもたちの疎開に関する要請書』 (2011年10月27日) http://onna100nin.up.seesaa.net/js/11102720E7B58CE6B888E794A3E6A5ADE79C81E8A681E8AB8BE69687.pdf (2011年11月25日)
(4)10.27 『福島の女たちが立ち上がり、そして座り込む』
Uploaded by fukusima311 on Oct 29, 2011
(6)10.29脱原発デモ『原発いらない福島の女たち』
Uploaded by rioakiyama on Oct 29, 2011
http://www.youtube.com/watch?v=lHabDV6VebY
(7)(毎日新聞)特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ(毎日新聞 2011年11月2日 東京夕刊) http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111102dde012040025000c.html(2011年11月25日閲覧)
(7)(毎日新聞)特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ(毎日新聞 2011年11月2日 東京夕刊) http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111102dde012040025000c.html(2011年11月25日閲覧)
◇除染、除染というより、早く子どもの疎開を
「早く子どもたちを避難させて」。東京電力福島第1原発事故から7カ月余り。政府の緩慢な動きに業を煮やした福島県の女性たちが上京し、座り込み による訴えかけを始めた。それを知った全国の女性たちも後に続き、賛同人にはあの大女優の名前も。女たちの脱原発--その胸にあふれる思いを聞いた。【浦松丈二】
◇自然に近い健康野菜、一転「危ない」と…
◇住めない新築、加害者の賠償案なんて
◇被災地からの訴え 息長い支援が課題
10月27日午前、東京都千代田区の経済産業省前に福島県の女性約70人が集まった。原発反対を意味する黄色い服装が目立つ。福島県の女性たちが3日間、さらに、それを支援する全国の環境団体などが5日までの7日間、連続10日間の座り込み集会の始まりだ。
「子どもたちを7カ月以上も放射能の海の中に放置したまま。母として女として命を未来につないでいく母性が許さない。私たちはこの思いを3日間に 込めて座り込みたいと思います」。企画した福島県の女性有志による「原発いらない福島の女たち」の世話人、佐藤幸子さん(53)があいさつに立った。
佐藤さんは5児の母。福島県川俣町で被災し、すぐに転校できない中高生2人を残して山形県に避難した。農業を営む夫は、安全な農地を求めて岡山県へ。事故で一家離散の憂き目に遭っている。
「福島の女性が主催し、経産省前で直接行動に出るのは初めて。しがらみの残る田舎から出てきて声を上げることが、女性にとってどれだけ大変か。政府は重く受け止めてほしい」と佐藤さん。
この日、参加者らは、原発行政を管轄する経産省の担当者に要請書を手渡した。▽全原発の即時停止と廃炉▽原発を再稼働しないこと▽子どもたちの即時避難・疎開と完全補償▽地元を補助金漬けにして自立を妨げる電源3法の廃止--の4項目。11日までの文書回答を求めた。
だが、担当者は「原発への依存度を、中長期的に可能な限り引き下げていくというのが政府見解。放射線量の高い場所では除染に努めたい」と繰り返す だけ。福島市の元養護教諭、佐藤早苗さんが「除染している時は周囲の放射線量が高くなるので、先に妊婦や子どもたちを避難させてから作業をしてほしい」と 訴えたが、回答はなかった。
「国は除染、除染というけれど……」。懸命に除染をしても、大雨で山から土砂が流れ出ると線量が元に戻ってしまう。まずは「子どもたちを疎開させてほしい」というのが参加者の総意だ。交渉の末、翌日、官邸に場所を移し首相補佐官に要請書を手渡した。
特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ
■
座り込み2日目。関西電力が経産省原子力安全・保安院に対して大飯原発3号機(福井県おおい町)の安全評価(ストレステスト)を提出し、全国に先駆けて再稼働に向けた手続きが始まった。フクシマを置き去りにして全国の原発で「安全確認」のシナリオがじわりと進行する。
保安院が入る同省別館前で抗議していた宮城県角田市の農家、杉山仁子さん(51)は「露地ものが健康な野菜だとされていたのに、事故後はハウスものが安全ということになってしまった。自然に近ければ近いほど危ないということに、価値観が180度変わった。生き方まで否定されたような気持ちです」と 嘆く。
自然に近い農業を実践してきた。福島第1原発から約60キロ。事故後、屋外で飼っていたニワトリのタマゴから微量の放射線が検出された。屋内飼育に変えて検出されなくなったが、養鶏も、農業自体もやめようかと思い悩んでいる。
「消費者は、政府に頼らず自ら安全かどうかを判断する材料を必要としている。食品添加物のように放射線量を表示して売らねばならない時代になってしまった……」
杉山さんら8世帯はカンパを募り放射線測定器を共同購入。今月下旬、一般市民も利用できる低料金の測定室をオープンさせるという。
特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ
■
座り込み最終日。参加者たちは都心の銀座やJR東京駅周辺をデモ行進した。
福島県大熊町から会津若松市に避難している大賀あや子さん(38)は、東電本店前で涙が止まらなくなった。福島第1原発から約8キロの場所に35 年ローンで自宅を新築したばかりだった。「新居には地元の材木を使い、屋根にソーラーパネルを乗せ、庭に井戸も掘った。ヤギを飼ってチーズを作るのは私の 担当。自然の中で子どもを授かり、育てていきたかった……」
「住めない家」のローンが重くのしかかる。「再出発にお金が必要だけれど、加害者が勝手に作った賠償案なんて受け入れられない」と憤る。
3日間の座り込みには福島県から延べ200人以上、県外から延べ2000人以上が参加した。北海道、大阪、広島、和歌山、富山など国内各地、ニューヨークやロサンゼルスでも福島の女性と連帯する集会が開かれた。
一方、今月23日に発足集会を開く「脱原発をめざす女たちの会」は、評論家の吉武輝子さんや精神科医の香山リカさん、漫画家の倉田真由美さんらが 呼びかけ「子どもたちに安全な地球を残すため、エネルギー政策の転換、脱原発の実現」を目指す。賛同人には女優の吉永小百合さん、竹下景子さんらも名を連 ねる。
「女たちの会」の呼びかけ人の一人、田中優子・法政大学社会学部教授は「女性、母親が一番心配するのは子どものことでしょう。除染にしても、避難にしても、目の前の問題に対応しなければならないから、女性の活動は具体的なのです」と解説する。
「私たちの会は個人の活動を通じて知り合った人たちが連絡を取り合ってできたものです。吉永さんもライフワークとして原爆詩の朗読に取り組んでいます。皆、誰かに言われて参加しているわけではありません」
吉永さんはドラマ「夢千代日記」で胎内被爆した女性を演じたことから原爆詩を朗読するようになった。7月31日には広島市での日本母親大会で「日本のような地震の多い国では原発はなくなってほしい」と発言。その姿勢は一貫している。
田中教授は言う。「水俣の公害問題でも被害者が上京して訴えたことで運動が広がった。東北の被災地から出てきて座り込むのは大変なこと。どう息長くサポートしていくか。それが課題でしょう」
■
福島の女性たちの座り込み集会が終わり、全国の女性に引き継がれた。再会を誓って抱き合い、記念撮影をする参加者たち。
「うさぎ追いし、かのやーまー……」
「故郷(ふるさと)」を口ずさむ声がどこからか聞こえてきた。
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(転載終わり)
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座り込み最終日。参加者たちは都心の銀座やJR東京駅周辺をデモ行進した。
福島県大熊町から会津若松市に避難している大賀あや子さん(38)は、東電本店前で涙が止まらなくなった。福島第1原発から約8キロの場所に35 年ローンで自宅を新築したばかりだった。「新居には地元の材木を使い、屋根にソーラーパネルを乗せ、庭に井戸も掘った。ヤギを飼ってチーズを作るのは私の 担当。自然の中で子どもを授かり、育てていきたかった……」
「住めない家」のローンが重くのしかかる。「再出発にお金が必要だけれど、加害者が勝手に作った賠償案なんて受け入れられない」と憤る。
3日間の座り込みには福島県から延べ200人以上、県外から延べ2000人以上が参加した。北海道、大阪、広島、和歌山、富山など国内各地、ニューヨークやロサンゼルスでも福島の女性と連帯する集会が開かれた。
一方、今月23日に発足集会を開く「脱原発をめざす女たちの会」は、評論家の吉武輝子さんや精神科医の香山リカさん、漫画家の倉田真由美さんらが 呼びかけ「子どもたちに安全な地球を残すため、エネルギー政策の転換、脱原発の実現」を目指す。賛同人には女優の吉永小百合さん、竹下景子さんらも名を連 ねる。
「女たちの会」の呼びかけ人の一人、田中優子・法政大学社会学部教授は「女性、母親が一番心配するのは子どものことでしょう。除染にしても、避難にしても、目の前の問題に対応しなければならないから、女性の活動は具体的なのです」と解説する。
「私たちの会は個人の活動を通じて知り合った人たちが連絡を取り合ってできたものです。吉永さんもライフワークとして原爆詩の朗読に取り組んでいます。皆、誰かに言われて参加しているわけではありません」
吉永さんはドラマ「夢千代日記」で胎内被爆した女性を演じたことから原爆詩を朗読するようになった。7月31日には広島市での日本母親大会で「日本のような地震の多い国では原発はなくなってほしい」と発言。その姿勢は一貫している。
田中教授は言う。「水俣の公害問題でも被害者が上京して訴えたことで運動が広がった。東北の被災地から出てきて座り込むのは大変なこと。どう息長くサポートしていくか。それが課題でしょう」
■
福島の女性たちの座り込み集会が終わり、全国の女性に引き継がれた。再会を誓って抱き合い、記念撮影をする参加者たち。
「うさぎ追いし、かのやーまー……」
「故郷(ふるさと)」を口ずさむ声がどこからか聞こえてきた。
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(転載終わり)
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2012年2月18日投稿
Uploaded by hakunamatataTJ on Dec 28, 2011
スナメリチャンネル「このままじゃ年越せない」
http://bit.ly/v10Kvu
怒れる福島の女性たち約40人が貸切バスで東京電力本社前に集結し、抗議・申し入れを行いました。
「子どもたちを避難させて」「東電の社員が現地に来なさい」と訴える彼女たち。しかし、東電の対応は冷ややかでした。
http://bit.ly/v10Kvu
怒れる福島の女性たち約40人が貸切バスで東京電力本社前に集結し、抗議・申し入れを行いました。
「子どもたちを避難させて」「東電の社員が現地に来なさい」と訴える彼女たち。しかし、東電の対応は冷ややかでした。
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経産省前テントひろばで、3月31日、女性たちが、原発再稼動を許さないためのリレーハンスト・断食を始めた。
(未来を孕むとつきとおかのテントひろば行動) 「リレーハンスト・断食がはじまりました」から抜粋。 http://totukitouka.info/blog/?p=241
<3月31日(土)>
いよいよ再稼働を許さないためのリレーハンスト・断食がはじまりました。
午後1時過ぎに、黒田さんが福島からテントひろばに着きました。
外は風がビュービュー吹き、時おり雨も降る天気でしたので、外で「ハンスト決行」できず、第二テントの中で行いました。
テントに集まった人たちとハンスト・断食や今後の闘いについて話し合ったりしました。話の最中に黒田さんには各地から「断食プラン」が入っていました。
「横浜でいついつ頃ハンストを行う」とか、「いついつ上京し、テントひろばで断食する」といった連絡です。
ーつづきを読む。
中嶋哲演さんのハンストに連帯する 「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト声明(2012年3月31日)
http://totukitouka.info/blog/wp-content/uploads/danjikirelay.pdf
『リレーハンスト・断食』記者会見要旨(2012年4月1日)
http://totukitouka.info/blog/wp-content/uploads/20120401.pdf
(朝日新聞)大飯原発再稼働に反対(2012年04月03日) http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001204020003 (2012年4月3日閲覧)
●県内中心にリレーハンスト
関西電力大飯原発の再稼働に反対の意思を福島から発信しようと市民グループ「原発いらない福島の女たち」が県内でリレーハンストを始めた。
1日は経済産業省前のテントで、2日はメンバー2人が郡山市中町の中心商店街に座った。3日は福島市、4日は郡山市と、県内を中心に午前 0時から24時間の断食をメンバーや趣旨に賛同した人たちがつないでいく。北海道電力・泊原発が定期検査のために停止する5月5日まで続ける予定だ。
2日はメンバーと親交のあるフリージャーナリストの斎藤貴男さん(53)も激励に訪れた。
(転載終わり)
中嶌哲演「原発が問う未来と宗教」(Bukkyo Times 2011年6月2日) http://jneb.jp/archives/382/nakashimatetsuen2
(読売新聞)<2>反対団体 進む高齢化 若者向け講座など検討(2010年11月22日) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1290259811609_02/news/20101121-OYT8T00606.htm (2012年4月3日閲覧)(全文転載)
「もんじゅは運転を再開。プルサーマルも間もなく始まり、老朽原発の酷使も続く。問題はますます積み上がるばかりなのに……」
鎌倉時代建立の国宝「三重の塔」で知られる小浜市の古刹(こさつ)・明通寺。同寺住職で、「原子力発電に反対する福井県民会議【クリップ】」代表 委員の中島哲演(68)は2年前に脳梗塞(こうそく)を患って以来、「次の世代に運動をどう引き継ぐか」が一層気になり始めた。
活動の柱だった「もんじゅ訴訟」の敗訴から既に5年。原告団長の磯辺甚三は2005年に95歳で、訴訟を支えた元大阪大講師久米三四郎も09年に 83歳でともに他界。中島と同じ県民会議代表委員の吉村清(85)、同事務局長の小木曽美和子(74)も古希を過ぎて久しい。訴訟に代わる「次の一手」が 見えない中で、県民会議は後継者の育成問題に直面している。
◇
中島の反原発運動の原点は高野山大学生だった1963年。和歌山県で原水爆禁止デモに参加した時に広島原爆の男性被爆者から、放射線被曝(ひば く)による心身の変調や被爆者・家族をさいなむ差別の恐ろしさ、子や孫が生まれても喜びより不安が先立つ悲惨な心情を聞いたのが契機となった。
帰郷後も県内の被爆者を訪ね歩き、94年の被爆者援護法制定まで26年間、被爆者支援を目的に毎月6日と9日に寺の周辺3集落(約80戸)で托鉢(たくはつ)を続けた。
70年代に小浜市内で2度持ち上がった関西電力の原発誘致や、04年の小浜市長選で浮上した使用済み核燃料の中間貯蔵施設誘致は市民の根強い反対で頓挫。原発に不可欠な海に面した嶺南の自治体で唯一、原発立地を拒んだ小浜市と市民を中島は誇りに思う。
「原発の負の面を指摘し続けたことが電力事業者に緊張感を与え、安全につながったなら成果と言えるが、評価は県民がするもの」と中島。世代交代への布石として若い世代が原発の問題点などを学ぶ講座を来年度に開くことを検討している。
◇
同じ仏教者の中島に触発された敦賀市の西誓寺住職岡山巧(47)。脱原発運動の次世代を担う一人だが、「推進と反対に分ける『反原発』という言葉は使いたくない」と微妙に立ち位置は異なる。
岡山は、宗派を超えた「原子力行政を問い直す宗教者の会」の事務局担当。中国電力が瀬戸内海で計画する上関原発(山口県上関町)建設に反対する島 民の生活を描いた映画の上映会を10月に敦賀市で開くなど、声高な「推進」「反対」の間に潜む圧倒的多数への訴えと対話に重きを置く。
岡山の「電力を使う都会側にも問題意識を持ってもらいたい」との思いは中島も同じ。「若狭に集中立地した原発の恩恵を主に受けるのは遠く離れた関 西の都市住民。沖縄の米軍基地問題と同じ構図だ」と考える中島は願う。「一地域に押しつけず、国民全体の問題として共有すべきだ」と。(敬称略)
【クリップ】原子力発電に反対する福井県民会議 旧動燃(日本原子力研究開発機構)が敦賀市白木で検討を始めた高速増殖炉「もんじゅ」建設問題を 契機に、県内各地の反原発の団体や個人が1976年7月に結成した組織。85年にもんじゅの原子炉設置許可の無効確認を国に求めて地裁に提訴した「もん じゅ訴訟」は2003年1月の控訴審判決で、国内原発訴訟史上初の住民側勝訴となったが、05年5月の上告審判決で敗訴した。
―「経産省前テントひろば」
ー「原発を問う民衆法廷」が開廷
2012年4月3日投稿
経産省前テントひろばで、3月31日、女性たちが、原発再稼動を許さないためのリレーハンスト・断食を始めた。
(未来を孕むとつきとおかのテントひろば行動) 「リレーハンスト・断食がはじまりました」から抜粋。 http://totukitouka.info/blog/?p=241
<3月31日(土)>
いよいよ再稼働を許さないためのリレーハンスト・断食がはじまりました。
午後1時過ぎに、黒田さんが福島からテントひろばに着きました。
外は風がビュービュー吹き、時おり雨も降る天気でしたので、外で「ハンスト決行」できず、第二テントの中で行いました。
テントに集まった人たちとハンスト・断食や今後の闘いについて話し合ったりしました。話の最中に黒田さんには各地から「断食プラン」が入っていました。
「横浜でいついつ頃ハンストを行う」とか、「いついつ上京し、テントひろばで断食する」といった連絡です。
ーつづきを読む。
中嶋哲演さんのハンストに連帯する 「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト声明(2012年3月31日)
http://totukitouka.info/blog/wp-content/uploads/danjikirelay.pdf
『リレーハンスト・断食』記者会見要旨(2012年4月1日)
http://totukitouka.info/blog/wp-content/uploads/20120401.pdf
(朝日新聞)大飯原発再稼働に反対(2012年04月03日) http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001204020003 (2012年4月3日閲覧)
2012年04月03日
関西電力大飯原発の再稼働に反対の意思を福島から発信しようと市民グループ「原発いらない福島の女たち」が県内でリレーハンストを始めた。
1日は経済産業省前のテントで、2日はメンバー2人が郡山市中町の中心商店街に座った。3日は福島市、4日は郡山市と、県内を中心に午前 0時から24時間の断食をメンバーや趣旨に賛同した人たちがつないでいく。北海道電力・泊原発が定期検査のために停止する5月5日まで続ける予定だ。
2日はメンバーと親交のあるフリージャーナリストの斎藤貴男さん(53)も激励に訪れた。
(転載終わり)
【関連情報】
中嶌哲演「原発が問う未来と宗教」(Bukkyo Times 2011年6月2日) http://jneb.jp/archives/382/nakashimatetsuen2
(読売新聞)<2>反対団体 進む高齢化 若者向け講座など検討(2010年11月22日) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1290259811609_02/news/20101121-OYT8T00606.htm (2012年4月3日閲覧)(全文転載)
「もんじゅは運転を再開。プルサーマルも間もなく始まり、老朽原発の酷使も続く。問題はますます積み上がるばかりなのに……」
鎌倉時代建立の国宝「三重の塔」で知られる小浜市の古刹(こさつ)・明通寺。同寺住職で、「原子力発電に反対する福井県民会議【クリップ】」代表 委員の中島哲演(68)は2年前に脳梗塞(こうそく)を患って以来、「次の世代に運動をどう引き継ぐか」が一層気になり始めた。
活動の柱だった「もんじゅ訴訟」の敗訴から既に5年。原告団長の磯辺甚三は2005年に95歳で、訴訟を支えた元大阪大講師久米三四郎も09年に 83歳でともに他界。中島と同じ県民会議代表委員の吉村清(85)、同事務局長の小木曽美和子(74)も古希を過ぎて久しい。訴訟に代わる「次の一手」が 見えない中で、県民会議は後継者の育成問題に直面している。
◇
中島の反原発運動の原点は高野山大学生だった1963年。和歌山県で原水爆禁止デモに参加した時に広島原爆の男性被爆者から、放射線被曝(ひば く)による心身の変調や被爆者・家族をさいなむ差別の恐ろしさ、子や孫が生まれても喜びより不安が先立つ悲惨な心情を聞いたのが契機となった。
帰郷後も県内の被爆者を訪ね歩き、94年の被爆者援護法制定まで26年間、被爆者支援を目的に毎月6日と9日に寺の周辺3集落(約80戸)で托鉢(たくはつ)を続けた。
70年代に小浜市内で2度持ち上がった関西電力の原発誘致や、04年の小浜市長選で浮上した使用済み核燃料の中間貯蔵施設誘致は市民の根強い反対で頓挫。原発に不可欠な海に面した嶺南の自治体で唯一、原発立地を拒んだ小浜市と市民を中島は誇りに思う。
「原発の負の面を指摘し続けたことが電力事業者に緊張感を与え、安全につながったなら成果と言えるが、評価は県民がするもの」と中島。世代交代への布石として若い世代が原発の問題点などを学ぶ講座を来年度に開くことを検討している。
◇
同じ仏教者の中島に触発された敦賀市の西誓寺住職岡山巧(47)。脱原発運動の次世代を担う一人だが、「推進と反対に分ける『反原発』という言葉は使いたくない」と微妙に立ち位置は異なる。
岡山は、宗派を超えた「原子力行政を問い直す宗教者の会」の事務局担当。中国電力が瀬戸内海で計画する上関原発(山口県上関町)建設に反対する島 民の生活を描いた映画の上映会を10月に敦賀市で開くなど、声高な「推進」「反対」の間に潜む圧倒的多数への訴えと対話に重きを置く。
岡山の「電力を使う都会側にも問題意識を持ってもらいたい」との思いは中島も同じ。「若狭に集中立地した原発の恩恵を主に受けるのは遠く離れた関 西の都市住民。沖縄の米軍基地問題と同じ構図だ」と考える中島は願う。「一地域に押しつけず、国民全体の問題として共有すべきだ」と。(敬称略)
【クリップ】原子力発電に反対する福井県民会議 旧動燃(日本原子力研究開発機構)が敦賀市白木で検討を始めた高速増殖炉「もんじゅ」建設問題を 契機に、県内各地の反原発の団体や個人が1976年7月に結成した組織。85年にもんじゅの原子炉設置許可の無効確認を国に求めて地裁に提訴した「もん じゅ訴訟」は2003年1月の控訴審判決で、国内原発訴訟史上初の住民側勝訴となったが、05年5月の上告審判決で敗訴した。
(2010年11月22日 読売新聞)
(転載終わり)
【関連リンク】
―「経産省前テントひろば」
ー「原発を問う民衆法廷」が開廷
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