Tuesday, November 8, 2011

II.G.4.東電記者会見で、独立系の記者が、会見・東電本店への立ち入り禁止を言い渡される(2011・11・6)

2011年11月6日午後の東京電力記者会見で、東京都が岩手県から引き取るがれきの処理を受注した東電子会社について質問していた平等党の田中昭記者にたいし、質問にいらだった東電の寺澤徹哉広報部長が、田中記者と他の「平等党の関係者」の会見への出席と東電本店への立ち入りを禁止すると言い渡した。

(1)【出入り禁止】東電会見(2011/11/6)がれき処理の受注について 

(a) 動画


動画のurl: http://www.youtube.com/watch?v=hTtGMocRlso&feature=player_embedded#!(2011年11月8日閲覧) 
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(b)書き起こし

みんな楽しくHappy♡がいい♪様のブログから、書き起こしの一部を転載させていただきます。 http://kiikochan.blog136.fc2.com/tb.php/1078-c7e53678(2011年11月8日閲覧)

(転載はじめ)
田中:瓦礫の問題がそんなに答えにくいですか?

寺澤:瓦礫の問題はですね、基本的には東京都のほうに、あのーー

田中:でも受注したのはあなた方の子会社でしょ

寺澤:私どもの子会社ですけれども子会社の方に聞いていただきたい。

田中:
だったら子会社の人連れてきなさいよ。偉そうなこと言うんじゃないですよ。
これだけの事故を起こしておいて

寺澤:事故を起こしたことは申し訳ございませんけれども

田中:申し訳ないっていう態度じゃないじゃないですか。

寺澤:あのですね、これ以上こういった[かたち]で議事進行の妨げになるようでしたら、
会見の、ご出席をお断りいたします

田中:は?

寺澤:
明日以降お断りいたします。以上です。
え、平等[党]の関係者のみなさんは私どもの会見からは
ご出席を頂かないようにいたします。

田中:それどういうことですか?それ・・

寺澤:はい、それでは、

田中:おかしいよ

寺澤:
原子炉の注水状況を申し上げます
17時現在1号機が・・・・


11:20
寺澤:以上で本日の会見を終了させていただきます。

田中:
かわまたさん、これが正常な会見だと思われますか?
えっ!?
議事の進行を妨げているのは寺澤さん(東電司会)じゃないの?
私は、ごく普通の質問をしているつもりですよ。
これは、カメラが全部入ってますからね、皆が判断する事ですよ。

寺澤:
はい、わたくしが思うには、この会見は原子力のプラントの関係を中心に質問を受ける場だと思います。
で、多くの方にご質問いただく場と思っていますが、
田中さんの質問は比較的、常々我々の会見の中で、ご説明したことの繰り返しが非常に多ございます。
また、あなたの主張や、その主義主張を非常に多くの場面でお話しされるという事で、
私達の会見に趣旨そぐわないものだとぼくは思っております。
従いまして、明日以降、田中さんには

田中:
あなたがねー、

寺澤:[私どもの建物には]ご入館についてはお断り[申し上げいます]。以上でございます。

田中:
そういうこと言える立場じゃないんですよ。
あなたこそ明日から来ない方がいいよ。
かわまたさんどうするの?
本当に来ちゃいけないの?

田中:
そういう非常識な事するわけ?東京電力は。
どうなんですか、かわまたさん。

(転載終わり)

(2)問題の東電子会社、東京臨海リサイクルパワー株式会社、については、EX-SKF-JP様のブログに詳しい情報があります。(2011年11月7日閲覧)

(a) Saturday, October 1, 2011                               

東京都内で1日100トン以上の処理能力を持つ産業廃棄物焼却処理業者は東京電力の子会社 http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/10/blog-post_01.html


(b) Wednesday, October 19, 2011                            

やっぱり。岩手県のがれきを東京都で焼却処分する業者は例の東電の子会社 http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/10/blog-post_19.html


【関連報道】


(毎日新聞)東日本大震災:がれき搬出始まる 岩手から東京へ (2011年11月2日 10時35分(最終更新 11月2日 10時59分)) http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111102k0000e040013000c.html(2011年11月8日閲覧)(全文転載)

受け入れ先の東京都に運ぶためコンテナに積み込まれるがれき。JR貨物で盛岡から鉄道輸送され3日に到着する=岩手県宮古市の藤原ふ頭で2011年11月2日、須賀川理撮影
受け入れ先の東京都に運ぶためコンテナに積み込まれるがれき。JR貨物で盛岡から鉄道輸送され3日に到着する=岩手県宮古市の藤原ふ頭で2011年11月2日、須賀川理撮影

東日本大震災で発生したがれき(災害廃棄物)を東京都へ搬出する作業が2日朝、岩手県宮古市で始まった。都は月末までに宮古市から1000トンを 受け入れ、14年3月までの2年半で岩手、宮城の両県の約50万トンを都内の施設で処理予定。被災地のがれきを東北以外で受け入れるのは東京都が初めて。

搬出は午前8時ごろから、宮古市の藤原ふ頭にあるがれきの仮置き場で始まった。県や都の職員が見守る中、あらかじめプロパンガスなど危険物を除いたがれきを重機がコンテナ(5トン)に積み込んだ。作業前に空間の放射線量が測定され、積み込み後の線量も測定された。

JR盛岡駅から鉄道輸送され、3日朝に東京都品川区の貨物ターミナルに到着。都内2カ所の処理施設に運ばれる。

搬出開始を受け、岩手県の達増拓也知事は「放射能の風評被害により広域処理が停滞している中、都が英断をもって処理を引き受けてくれたことは、被 災地の復興にとって非常に大きな足がかりになる」とコメント。現場に立ち会った東京都の今井正美・一般廃棄物対策課長は「運び出す廃棄物の放射線量をきち んと測り、結果はホームページで公表する。都民のみなさんに安心してもらえるよう努力していく」と話した。【宮崎隆】

毎日新聞 2011年11月2日 10時35分(最終更新 11月2日 10時59分)

(転載終わり)

 

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