Wednesday, September 7, 2011

V.11. 規制値を超す放射性物質を含む食品は流通しない

2012年2月10日投稿 
 
(共同通信) 静岡加工のシイタケ基準超 横浜のスーパーで販売2012/02/09 20:51) http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020901002037.html(2012年2月10日閲覧)(全文転載)

 横浜市は9日、静岡県藤枝市の業者が加工して横浜市港北区のスーパーで販売された乾シイタケから、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る2077ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

横浜市と静岡県によると、9県で生産された乾シイタケを藤枝市の業者が集め、袋詰めした80グラム入りの商品。原産地名は「日本産」と表示されていた。業者は国内産シイタケを使用した全商品の自主回収を進めている。

静岡県は生産した9県の県名は「公表できない」としている。
 (転載終わり)

(msn産経ニュース)セシウム基準値4倍超え乾燥シイタケ、横浜のスーパーで7袋販売 
(2012.2.9 21:53 http://sankei.jp.msn.com/region/news/120209/kng12020921550005-n1.htm (2012年2月10日閲覧)(全文転載)
 
食品衛生法の定める暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出された乾燥シイタケ(横浜市提供)
食品衛生法の定める暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出された乾燥シイタケ(横浜市提供)

 横浜市は9日、港北区内のスーパーで販売されていた袋入り乾燥シイタケから、食品衛生法の定める暫定基準値1キロ当たり500ベクレルの4倍を超 える同2077ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。すでに7袋が販売されており、市は出荷した加工業者のある静岡県に通報、販売したスーパー に回収を指示した。

独自に調査した市民からの通報を受け市が9日に検査した。高濃度のセシウムが検出されたのはスーパーチェーン「ビッグ ヨーサン」の綱島樽町店が販売していた賞味期限が来年1月10日の乾燥シイタケの袋詰め「小粒どんこ」。静岡県藤枝市の「大塚フード」が80グラムずつ袋 詰めして出荷した同スーパーの専売品。加工業者によると、乾燥シイタケの産地は主に岩手県という。
スーパーによると、綱島樽町店では20袋を入荷し、うち7袋を販売。ほか2店でも店頭に並んだが、購入者はいないという。

市によると、この乾燥シイタケをそのまま80グラム食べた場合の人体への被曝(ひばく)線量は、最も大きい0歳で0・003833ミリシーベルト。 13歳以上では0・0025724ミリシーベルトと推計され、水で戻した場合の放射性セシウム濃度は、おおむね10分の1になるとみられる。

厚生労働省が来年度の施行に向けてまとめた食品中の放射性物質に関する新たな基準値案では、食品による内部被曝線量の限度を年間1ミリシーベルト以下としている。
(転載終わり)
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2012年2月4日投稿

(朝日新聞)栃木産シイタケに基準超すセシウム 都内スーパーで販売(2012年2月4日2時42分) http://www.asahi.com/national/update/0204/TKY201202030785.html (2012年2月4日閲覧)(全文転載)
厚生労働省は3日、東京都内のスーパーで売られていた栃木県産の原木シイタケから暫定基準(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウム600ベクレルが検出されたと発表した。国立医薬品食品衛生研究所が2日に購入して検査したもの。

流通食品の買い上げ調査で暫定基準値を超えたのは、昨年9月の茶葉に次いで2品目。
(転載終わり)
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2011年9月7日投稿

政府・自治体は、規制値を超す放射性物質を含む食品は流通しないと主張してきた。だが、7月には、基準値を超えた放射性セシウムを含む稲わらを食べた肉牛が出荷され、そのうち暫定基準値(1キロ当たり500ミリベクレル)を超えた牛肉も出荷されていたことがわかり、9月に入って、厚生労働省の抜き打ち検査で、千葉県産と埼玉県産として販売されていたお茶から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことが分かった。

例2) 厚生労働省の抜き打ち検査で、千葉県産と埼玉県産として売られていたお茶から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出

(1)(NHK) “抜き打ち検査”で基準超え9月3日 10時39分)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110903/k10015348251000.html (2011年9月7日閲覧)(太字は投稿者)

厚生労働省が食品を買い取って独自に行った抜き打ち検査で、千葉県産と埼玉県産として販売されていたお茶から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことが分かりました。食品の抜き打ち検査で基準を超える放射性物質が検出されたのは初めてです。

食品に含まれる放射性物質の検査を巡っては、自治体によって検査対象の食品の数や種類にばらつきがあることなどから、厚生労働省は先月から食品を買い取って独自に抜き打ち検査を行っています。厚生労働省によりますと、このうち、千葉県産と埼玉県産として販売されていた、合わせて4種類のお茶から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたということです。千葉県産として販売されていたお茶からは、暫定基準値の5倍を超える1キロ当たり2720ベクレルが、埼玉県産として販売されていた3種類のお茶からは1キロ当たり、最大で1530ベクレルがそれぞれ検出されました。お茶は、産地が異なる茶葉をブレンドして販売されていることが多いため、千葉県と埼玉県は詳しい産地やブレンドの割合などを調べるとともに、必要があればお茶の製造会社に対して製品の回収を求めることにしています。

(2)(asahi.com MY TOWN埼玉)製茶セシウム/若芽や早摘み 出荷自粛要請 (2011年09月07日) http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001109070001 (2011年9月7日閲覧)

◇県、全業者に対して

厚生労働省の抜き打ち検査で、県産の狭山茶から国の基準(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は 6日、県内の全業者に対し、若芽や早摘みの製茶の出荷を自粛するよう求めた。県は6月に若芽にセシウムが蓄積しやすいとの推論を得ていたが、これまでの県 の検査では一般的な製茶のみを対象としていた。

県によると、基準を超えたのは「備前屋」(日高市高萩)の「狭山 山出し 狭山茶」と、「長峰園」(鶴ケ島市上広谷)の「露むさし 新 茶」。いずれも葉が開ききっていない若芽や、通常より早い時期に摘んだ高級茶で、生産量は少ない。「長峰園」から県が5日に購入した代表的な製茶5品から は、370~195ベクレルが検出された。

県農林総合研究センター茶業研究所は6月中旬、若芽には栄養分とともにセシウムも蓄積する可能性が高いと推測していた。しかし、厚労省と協議して県が行った検査は、流通量の多い代表的な製茶が対象で、若芽・早摘みの製茶は含まれていなかった。

上田清司知事はこの日の定例会見で、「今になってみれば(若芽・早摘みの検査は)その通りだと思うが、当時は思い至らなかった。今後は徹底して検査対象を広げたい」と述べた。

一方、その後の厚労省の抜き打ち検査で川越市の業者の製茶から800ベクレル、東京都小金井市に市民が持ち込んだ入間市の業者の製茶からは1240ベクレルがそれぞれ検出された。

川越市によると、基準を超えたのは「鈴木園」(川越市上戸)の「鈴峰」。5月に市内で摘んだ茶葉2品種の一番茶をブレンドし、県内や都内に店舗があるスーパー1社に出荷していた。すでに自主回収を進めているという。

鈴木邦夫社長は「3代目になるが、こんなことは初めて。出荷先のスーパーからは6日朝、『国の責任だよ』と言われた。回収量は20~30キロになると思う」と話した。今後は昨年の在庫を販売するという。

◇狭山茶主産地に困惑「お茶文化すたれないか」

狭山茶は県内農産物の中でも有数のブランド商品だ。主産地の関係者の間では、困惑が広がっている。

入間市では木下博市長が「国や県の動向を把握し、正確な情報収集に努めるように」と指示を出し、農政課が市議会に状況を説明するなど対応に追われた。議会側からは生産者に不利益にならないよう対応を求める声などが出たという。

同課は「(出荷自粛は)正直、影響が大きい。県の指導に従い、県茶業協会などと協力して難局を乗り切りたい」としている。

同市の茶の小売店は「贈答品の扱いが減った。『500ベクレル』が独り歩きしている。日本のお茶文化がすたれないか心配だ」と話す。

一方、自民党県議団は同日、上田知事に早急な対策を求める緊急要望書を提出。国に明確な基準値の設定などを求めており、奥ノ木信夫団長は「被害を受けた県が合同で国に要望してはどうか。農家や業者へのつなぎ融資も考えてほしい」と話した。

(3)(SAVE CHILD)厚労省の食品抜き打ち検査】市販されている「製茶」から基準値大幅超セシウム、最高値2720ベクレル/kg
http://savechild.net/archives/8229.html (2011年9月7日閲覧)


(厚生労働省)3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果 (製茶、卵、ベビーフード)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001nq2o-att/2r9852000001nq7j.pdf (2011年9月7日閲覧)上記のSAVE CHILDのページから転載させていただきました。

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例1)(MSN産経ニュース)16道県に基準値超える稲わら 出荷2965頭、31頭基準値超 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110728/dst11072822110024-n1.htm(2011.7.28 22:10)

基準値を超えた放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に与えられていた問題で、農林水産省は[7月]28日、全国調査の結果、基準値超えの稲わらが16道県で肉牛に与えられ、このうち14道県で計2965頭を出荷、31頭の牛肉が国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超えていたと発表した。

農水省は19日に全都道府県に対し、原発事故後に収集した稲わらの使用状況などを21日までに調査するよう通知していたが、結果がまとまっていない自治体もあり、発表は27日午後10時現在の中間報告となった。28日も新たに基準値超えの牛肉が確認されている。

調査によると、基準値超えの稲わらを出荷していたのは福島▽宮城▽岩手▽茨城▽栃木-の5県。基準値超えの稲わらを肉牛に与えていたのは16道県で、飛騨牛で知られる岐阜県や松阪牛の三重県なども含まれており「予想外」(篠原孝農林水産副大臣)の広がりを見せた。篠原副大臣は「高級和牛に霜降りを入れるた め、コストをかけても遠方から良質なわらを取り寄せた」との見方を示した。

埼玉、青森両県では稲わらを肉牛に与えていたが、出荷はしていなかった。出荷された肉牛のうち回収、検査されたのは約1割にあたる393頭だった。

農水省は牛肉のパッケージなどに記されている個体識別番号を入力すれば、汚染状況が簡単に検索できるシステムを家畜改良センターのホームページ上などに8月4日に開設。回収への協力を呼びかける。

[関連資料]

(1)農林水産省:東日本大震災について~牛肉・稲わらからの暫定規制値等を超えるセシウム検出に関する緊急対応策の決定~平成23年7月26日)http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_suisin/110726_1.html (2011年9月7日閲覧)

(2)厚生労働省パンフレット『妊娠中の方、小さなお子さんをもっお母さんの放射線へのご心配にお答えします。 ~水と空気と食べものの安心のために~』 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014hcd-img/2r98520000014hdu.pdf (2011年9月7日閲覧)

[一部抜粋]
<野菜や牛乳などの食べものは、安全なの?>

食べものに含まれる放射線物質については
安全のための規制が行われています。

この規制に基づいた検査が行われ、
結果が公表されています。

規制値を上回った食べものは、お店にならぶことのないよう、国や自治体が対応しています。

お店にならんでいる商品は、
いつも通り買っていただいて大丈夫です。

万が一、規制値を上回った食べものをロにしてしまったからといって、健康への影響が出ることはありません。

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